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Komorebi

おうちで気軽に、抹茶を点てる

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茶室も着物も、一年がかりのお稽古もいりません。必要なのは、茶碗と茶筅、70 °Cのお湯、そして2分ほどの時間だけです。

抹茶にはむずかしそうな印象がありますが、それはもったいないことです。ふだん飲む抹茶は、じつはとてもシンプルな飲みものなのですから。茶道は美しいものですが、それはまた別のお話。ここでは、私たちが平日の朝に抹茶を点てるときのやり方をご紹介します。

用意するもの

  • 抹茶 そのまま飲むなら点前用(セレモニアルグレード)を。ラテにするなら製菓・料理用でも十分です。開封後は冷蔵庫で保存してください。
  • 茶碗 口の広い器ならなんでもかまいません。ちゃんとした茶碗があれば、茶筅を振るゆとりが生まれるので、より点てやすくなります。
  • 竹の茶筅 買う価値のある道具をひとつ挙げるなら、これです。いざというときはミルクフォーマーでも代用できますが、フォークでは無理です。
  • 小さな茶こし なくてもかまいませんが、いちばん効果の大きいひと手間です。ふるった抹茶はダマになりません。

点て方

  1. 茶碗にお湯を注いでくるりと回し、温めてから捨てます。そのお湯に茶筅をしばらく浸して、穂先をやわらかくしておきます。
  2. 抹茶2グラムを茶こしでふるいながら茶碗に入れます。茶杓に山盛り1杯、小さじなら半分ほどです。
  3. 70〜80 °Cのお湯を70 ml注ぎます。沸騰したお湯では苦くなります。温度計がなければ、やかんで沸かしてから2分待ちましょう。
  4. 手首を使って、WやMを描くように15〜20秒、すばやく茶筅を振ります。茶筅は茶碗の底につけないように。きめ細かく均一な泡が立てば完成です。
  5. 泡の中心から、茶筅をゆっくりと引き上げます。1〜2分のうちに飲みましょう。抹茶は茶葉を浸出させたものではなく、粉が湯に浮かんでいる状態なので、時間がたつと沈んでしまいます。

よくある三つのまちがい

お湯が多すぎる ふだん飲む薄茶は、わずか70 mlほどです。マグカップ1杯分つくりたいなら、必要なのは抹茶を増やすことで、長く点てることではありません。

古い抹茶 抹茶は開封から数週間で酸化します。缶を開けて半年たち、色が茶色っぽくなっているなら、干し草のような味がするのはそのせいです。小さな缶を選び、早めに使いきりましょう。

円を描いて混ぜる 円を描いてもお茶が回るだけ。空気を含ませるのは、前後に往復させる動きです。最初の一週間は違和感がありますが、すぐに慣れます。

Komorebiのスターターセットには、ここに挙げた道具がすべてそろっていて、手順を書いたカードも付いています。宇治の抹茶は、私たち自身がふだん飲んでいるものです。